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学生の発想は活かせるのか?
私のような学生でもとりあえず起業してみることにしました。もし、失敗しても起業することで得られる経験がその後の財産になるからまずは実行してみたいとおもいます。起業したことによって将来、「サイドFIRE(Financial Independence, Retire Early)できたらラッキー」という心もちで調べたこと、最低限注意しなけらばならないことを私自身へのメッセージとして記事にしてみました。
起業したいと思っても
起業したいと思っても、なかなか踏み切れなかった方が多いのではないでしょうか?起業したからには失敗したくないという思いで躊躇してしまうのでしょう。借金かかえたり、惨めな思いはしたくないですし、せっかくだから大きく成長させたいと思うのは当然ですね。
悩んでもダメ
実は大きの会社は短命、起業から30年も経たずに消滅しています。つまりは、大多数が失敗しているということです。ならば、大きな損失だけしないように注意しながら、「成功したらラッキー」と割り切り、勉強のつもりで起業することにしました。失敗したとしても同じ失敗を繰り返さないようにすれば学びになります。
実行して損をしない理由
なぜなら、会社は自分ひとりで設立できるし、最低6万円と書類を準備すればよいだけだからリスクは大きくないですよね。都心の一等地にオフィスを借りたり、新たな事務所を建設したりしなくても自宅で会社はつくれます。大きな初期投資が必要のない起業であれば「成功したらラッキー」、他の大多数と同じように短命で消失したとしてもその過程の経験は実行しなけらば得られない貴重な知見として私達の財産になります。
わたしの起業
この記事では、学生の私が起業する方法と費用、注意事項を解説します。
起業は怖くない
この記事を読むと私達のような素人でも簡単に起業ができ、起業は怖いものではないと勇気が湧くはずです。逆に、起業しない方が損だとも思って貰えるはずです。特にこれまで起業したいと考えていたけど踏み切れなかった方々に対して後押しとなればうれしいです。
マイクロ法人と個人事業
結論は頭でっかちにならず、恐れずに実行してみる。授業料だと割り切って、10万円と1ヶ月程で自分でかんたんに会社をつくってしまいます。マイクロ法人と個人事業主の二刀流です。まず、社会保険料を支払うための会社としてマイクロ法人からです。
- 役員報酬
- 社会保険料
- 法人税・住民税
の3つをマイクロ会社が支払うことにします。これらは最低限で設定として、マイクロ法人としての利益は少なくても問題ないとの理解です。なぜならば、1年で78万円(月平均6.5万円)を稼ぎ、役員報酬を4.5万円/月に設定すれば、
- 社会保険料は26.4万円/年で固定
- 役員報酬の54万円/年は所得税と住民税が非課税(ゼロ)で個人に支払われる
- マイクロ法人は税金7万円/年を最低限する
となります。収入と社会保険料は連動していないので、マイクロ法人で最低限の社会保険料を支払い、保障を受けられるようにしておきます。そして、個人事業としては稼げるだけ稼いで節税だけを考えることにします。ここで注意しないといけないのは、マイクロ法人と個人事業では異なるビジネスをしないと実質一緒だとみなされて課税されるという点です。
起業
起業のマイルール
人は雇わない、オフィスを借りない、借金しない、在庫を抱えない。スモールスタートします。
スモールスタート
あれこれ学んでからとか、箱物やチームが揃ってからじゃないとスタートできない訳ではないです。ロープレゲームの主人公になった気持ちで、経験も武器も仲間も乏しい状態から冒険する。仮に起業した事業に失敗したとしても、命を失う訳ではないが、大きな借金を抱えてしまわないようにスモールスタートします。雪だるまの芯のように、はじめは小さくても転がり続ければ大きくなっていくイメージを持って踏切ります。
DXが後押し
DX(デジタルトランスフォーメーション)の流れからも、ネット環境、パソコン、スマホなど既にある環境を活用すれば事業が行いやすい環境が整っています。お店をはじめるにしても物理的な店舗を持たなくても開業はできます。店舗家賃を払って、店番のスタッフを雇ってもお客が来なければ赤字が膨らんでしまいます。コロナ禍での緊急事態宣言の中、とくに店舗をもつ飲食店はそうした事情から苦しんでいたのは記憶に新しいところです。
マイクロ法人
マイクロ法人は最低限稼げれば良いため、せどり・ブログ・代行事業など、少額のお金を稼ぎやすい再現性のあるビジネスをします。
応用
スモールスタートして軌道が安定し始めれば、以下のような方法も取り入れつつ節税に取り組んでいきます。
家事按分
- 個人の生活費のうち、事業に関係するものを付け替える
役員社宅
- 法人が個人の家賃を負担する役員社宅を活用する
家族に給料を支払う
- 家族への給与が経費となる青色事業専従者給与を活用する
個人事業
学生で起業するからには学生ならではの発想や感性を活かした事業にしたいです。
お手本
個人事業ではないが、神戸大学大学院生がサイト運営会社「ABABA 」(https://abababa.jp/)を起業しています。就活で最終面接までいった生徒のマッチングサービスです。就活中の学生は他社での最終面接案内などのメールを運営会社に送付、運営会社がマッチングして学生に面接などオファーします。採用する側は他社で最終面接までいった学生に直接アプローチできるようになるので、選考プロセスを短縮して優秀な学生を採用できるというWin-Winなビジネスモデルです。最終面接までいく採用が決まらない友達の就活から発想を得たそうです。
この記事では具体的な内容は伏せますが、わたしの事業アイディアも学生ならではの発想や感性を活かした事業でチャレンジします。
実行すること
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三方よしの状態を目指します。ただ、理想を追求しすぎて何も実行できなければ意味がありません。失敗を恐れず、欲張りすぎて、ひとり勝ちとならないように、ユーザーや利用者ファーストで実行しつつ、学び続けましょう。
参考
出典:中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY
出典:両学長 リベラルアーツ大学