成功しても幸せになれない!?

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あなたは幸せになるためには努力して、成功して、お金持ちになるしかないと思い込んでいませんか?成功したとしても、お金持ちになったとしても幸せにはなれません。

お金がないと幸せになれない!?

お金で幸せは手に入らないということを理解している人も世界中から秀才が集うハーバード大学で学生から絶大なる人気を集める「幸福学」講座で講師を務めたショーン:エイカーさんの著書『幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論』を読んで改めて幸福を見つめ直し、充実した人生を満喫しましょう。

幸せとは何か?

成功すれば幸せになれるという誤解

多くの人は、成功すれば幸せになれると信じているがそれは間違っています。実際は成功すれば幸せになれるのではなく、幸せだから成功するのです。なぜなら、幸福感が私たちの様々な能力を高めてくれて、幸福感そのものが競争力の源となるからとショーン・エイカーさんは述べています。

幸福だと、モチベーションが高まり効率的に働け、挫折から立ち直る力もわき、創造性が増し、生産的になり、あなた最大限のパフォーマンスを発揮できるのです。逆にネガティブで不幸せなときは頭も働かずパフォーマンスも低下してしまうのです。

不幸であったり、ピンチである状態にも関わらず未来の幸せを妄想して過剰な労働など今という時間の過ごし方を犠牲にしてしまっていては、どんなに努力や我慢をしたとしても成功できないなんで残酷ですが

成功と達成関する法則

ハピネス・アドバンテージ

Happiness Advantageとは幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらすといことです。幸福といったポジティブ感情は成功するために邪魔なものなどではなく、目標を達成するための必須条件なんですね。

幸福度を上げる方法

幸福感を高める次の方法などを実行することショーン・エイカーさんは推奨しています。すぐに結果が出なかったとしてもコツコツと長期的に実行し続けることで幸せがもたらす圧倒的なメリットを享受できるようになるのです。事業に成功したり、収入が上がったり、人間関係がうまくいったり、頭がよく働くようになったり、健康になったりするのです。人生100年時代、あせる必要はないです。長く、ゆっくりであったとしても幸せになっていきましょう。

  1. 瞑想する
  2. 何かを楽しみにする
  3. 意識して人に親切にする
  4. ポジティブな感情が生じやすい環境を作る (テンションが上がる植物をデスクに飾ったり、iPhoneの待受を次に行きたい旅行先の景色にしておくなど工夫をしましょう。)
  5. 運動する
  6. 経験や他人のためにお金を使う
  7. 固有の強みを発揮する(楽器を弾いたり絵を描くなど自分の得意なことを定期的に実行しつづけましょう。)

心のレバレッジ化

自分のおかれた状況をどのように経験するのか、成功できるかどうかは心の持ちようによって絶えず変化するとのことです。幸せと成功をもたらすテコの力が最大となるように持ちようを調整することが重要であり、これを『心のレバレッジ化』とショーン・エイカーさんは言っています。

スティーブ・ジョブズは自分の会社をクビになったことを「人生最良の出来事だった」と語っていたそうです。モノゴトには常に良い部分と悪い部分が混ざり合っているものですが、悪い部分だけを見て、勝手に挫折し、自爆してしまう人が多いそうです。コップに入った水をみて、まだ半分もあると思うか、もう半分しかないと思うかという有名なお話があります。成功する人はまだ水が半分もあると思うことができる人なんですね。

自分はデキると自信を持って、人生が良い方向に向くんだと信じるだけでモチベーションも成果が上がるんですって。なんか怪しい宗教じみた精神論の感じですが他人に迷惑をかけることじゃないですし、無意味にネガになる方が周りの人に迷惑になるかもですね。日々の思考や生活の中でポジティブなマインドで過ごすようにしましょう。

今日あった良いことを3つ書き出す

トレーニングとして毎日起こった良いことを具体的に3つ書きだすことでポジティブなマインドセットになるそうですよ。

自信を失ったら目の前のことをやる

ストレスや試練に圧倒されると人は理性が感情に乗っ取られてしまって、甘いお菓子に手を出したり、おバカな行動をしてしまいます。そんな時は目の前の小さくコントロールできることを実行して理性を取り戻すようにするのが良いみたいです。人間は「自分で変えられる」という感覚ももっていると自信を取り戻し、ストレスが減り、健康にも良い影響があるんですって。机の上を整頓するとか食器を洗うとか手早くできる小さなことで大丈夫です。

人と接する

人というのは人とのつながりが大事なときほど、自分の殻に閉じこもってしまいがちみたいなのですが、人がピンチや脅威に直面したとき、最も心の支えになるのは人との繋がりだったんですね。成功している人は忙しいときほど周囲の人たちとの結びつきを強めるそうです。もし挫折や失敗したとしても人との繋がりがあった方が立ち直りが早いんですって。大切な人との繋がりはプレゼントなどを贈って継続するようにしましょう。

「気づかい」だけで人生が変わる!?

参考 幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論 ショーン・エイカー

「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる。
ハーバード大学で人気第1位の講師直伝!
最先端のポジティブ心理学が解き明かす「成功」と「幸福」の驚くべき関係。世界中から秀才が集うハーバード大学で学生から絶大なる人気を集める「幸福学」講座で講師を務めた著者は、厳しい競争環境でも前向きな精神状態を作り上げて抜きんでる人と
プレッシャーに負けて行き詰る人の違いはどこにあるのかを追求。
本書では、ハーバード大生や著名企業のプロフェッショナルへの実証実験を踏まえ、
成功をめざしてやみくもに努力するのではなく、幸福感や楽観主義をもつことが学業、
仕事での成果に、組織の生産性向上、チームワークの強化に結びつくという事実を浮かび上がらせ、
その要因を幸福優位性(ハピネス・アドバンテージ)と名付け、
7つの法則にまとめた。
自己啓発から組織マネジメント、教育と幅広く応用可能で示唆に富んだ一冊。
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