3度目の緊急事態宣言が解除されたら、コロナ感染に注意しながらソロ活ボッチ飯。一人で寿司をカウンターで楽しみたい。恥をかかないように、マナーを復習。冷や汗ものの新たな発見も!回転しないお店は敷居が高いと勘違いしている人が多いのかもしれませんが、江戸時代のファーストフード的な存在。実は肩肘はらずに楽しむのがカウンターでのお寿司。最低限のマナーを守って粋に、美味しく食べたい。
目次
粋な食べ方
手で食べる時は親指、中指、人差し指で、もちろん、箸でも大丈夫。
横にしてネタに醤油をつけるが、ネタを剥がして醤油につけたり、横にせず、シャリだけに醤油をつけるのは野暮だ。醤油のつけすぎないように注意。
わさびはネタに乗せる。わさびの風味がなくなるので醤油にわさびを溶かさないのが通な食べ方。
カウンター越しに出されたら温度が変わらないうちに、時間をおかず、一口で素早く食べること。
ネタが舌に接する面積が大きくなるように口の中へ。まずは、ネタの旨みを感じ、そして米と魚の交わりを味わう。
ネタとネタとの合間にはガリを食べて口直しをする。ガリは殺菌作用があり、次のネタを味わう前に舌を新しくしておける。
塩がふってあるネタは醤油をつけない。生姜やネギ、ウニやイクラなどの軍艦はガリに醤油をつけて、そのガリでポンポンとネタに醤油をたたす。これらは横にして口の中へ放り込んでから転がして下の上でネタの旨みを味わう。
食べる順番は自由、「おまかせ」か「お好みで」と伝える。
「おまかせ」であればお店の人がもてなしてくれるが、苦手なものは最初に伝えておくこと。
お好みなら自分の好きなものを頼むがメニューやネタ札がない場合は「おすすめは?」と確認する。
食べる順番は自由だ。白身などタンパクなものから始めて、赤身へ。そして脂のある白身から締めモノ、貝類、脂のある赤身へと行った流れを工夫すると、より一層、美味しく食べられる。お任せの場合はお椀、巻物、玉子が出てきたらもうすぐ終わりの合図。まだ食べられそうなら、好みなものを追加で頼んでも大丈夫だが一つのネタに偏らず、季節のネタも楽しみたい。
通ぶって「あがり」「お愛想」など隠語は使わない。そもそも「お愛想」を含んだ言い回しはお店の人が客に向かって使うもの。「あがり」ではなく、「お茶をください」、「お愛想」ではなく「ご馳走様でした。会計お願いします。」とシンプルなのがスマートだ。
気遣い
お店に行く時は香水は控え目にする。
インスタ用など写真を撮るときはお店の人に一言声をかける。
時価と書いてあるものは仕入れ状況によって高い場合もあるので無理せず、注文の前にはお店の人に気軽に確認してよい。おまかせの場合も予算を予めお店の人に伝えておく。「この人、大丈夫かな?無理しているんじゃないかな?」などおもてなしをするのがお仕事のお店の人に余計な心配をさせないのも気遣いだ。
一人ぼっちでもカウンターで無理にお店の人とお話する必要はない。話をしたくても板前さんが握っている間は話しかけない。
食事が済んだらスマホをいじったり長居をしない。
鮨と寿司の違い
英語でもSushiで通じるが、実は漢字で意味が異なることを知らない人が多い。鮨と寿司の違い、使い分け方法は生い立ちなど歴史を知らないと間違えてしまう。
1人前 十貫
シャリの大きさにもよるが十貫でお米1合が1人前の目安、お茶碗一杯程度。
参考
出典:外食チャンネル
出典:ルトロン – おでかけ動画メディア
出典:鮨やまと Sushi Yamato
参考 ごほうびおひとり鮨
おひとり鮨熱がますます上昇中の藍子。横浜では鮨の求道者に出会い、銀座ではシャリとネタの温度で変化するロジカルなお鮨を味わい、鮨オタとして成長中。しかし、いまだ憧れの鮨レビュアー「よだれ5リットル」の正体は謎のまま…と思いきや!? アラサー女子・藍子の“ごほうびおひとり鮨”がクライマックスを迎える注目の最終巻!!