無観客でも誰かに感染させてる!?

無観客

4度目の緊急事態宣言後、コロナ感染者数の増加が止まりません。連日、過去最大の感染者数を更新して、東京に加えて、8月2日からは神奈川、千葉、埼玉、大阪も8月末まで緊急事態宣言の対象となる。

1回目のワクチン接種を終えて、2度目の接種を控える私と家族は連日、お家で東京2020オリンピックの声援。これまで以上にステイホーム率が高まってます。連日の熱戦、更に、スケボーやサーフィン、フェンシングの団体など目新しい競技も新鮮な中、あっという間に日程の半分が終わってしまった。

無観客ではなく、現地で声援があれば試合結果が変わっていただろうと思える残念な試合もあった。卓球女子シングルの伊藤美誠さんの準決勝でのストレート負け、石川佳純さんの準々決勝での敗戦。なでしこジャパンの決勝トーナメン初戦のスウェーデン線での大敗。体操男子団体の銀メダル、内村航平さんの鉄棒落下、世界ランキング1位のバドミントンの桃田賢斗さんの予選リーグ敗退、同じく世界ランキング1位の女子ダブルスのフクヒロペア、廣田さんは前十字靭帯を大会1ヶ月前の合宿で痛めていた。それも出場して、勝ち上がった準々決勝での敗退。などなど、日本のホームで、日本選手へ試合会場での家族や仲間達、そして多くの日本人観客からの直接的な応援・声援があれば、プレッシャーにも打ち勝ち、試合の流れも変わってたはずだ。コロナ禍で1年延期され、無観客となったが選手たちは「タラレバ」を言うことなく、「開催されたことに感謝」と礼をつくし、結果を受け止めようとしているが悔しいに違いない。

そんな中、大会運営の実態を報道したニュースにびっくりしました。「安全、安心な大会」が公言されている東京2020オリンピックだが、大会ボランディアの大多数はPCR検査を実施せず、無症状で新型コロナに感染しているかもしれないのに選手の会場への移動車の運転や通訳などを行っている。唾液PCR検査キットをボランティアの誰がいつ提出して、誰が提出していないかをチェックする体制が整っていないとのこと。ずさんですね。選手への感染リスクもありますし、ボランティアの方は公共交通機関を使って自宅に帰ったり、帰宅途中でレストランやコンビニにも立ち寄って日々の生活を行っています。市中感染が拡大している大きな要因のひとつではないでしょうか?学校や企業にテレワークなどで人流の抑制を依頼している東京都や政府はもっと大会組織委員会ともっと連携してオリンピックのずさんな感染対策を早期に改善してほしいですよね。残り半分ですが、パラリンピックも控えてますので徹底してほしいです。

 

出典:TBS NEWS

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