AirPodsで電話の声が相手に届かない時の対処方法

airpods

ZOOMやTeams,MeetなどのWebミーティング時、電話している時にAirPodsから相手の声や音は聞こえるが、自分の声が相手に届かない問題に遭遇した場合の対処方法です。

結論:ペアリングし直してもダメなら電波干渉を疑え!

解説

基本的な対処方法として、AirPodsをiPhoneなどスマホやパソコンから切断して、ペアリングし直してみる。

ペアリングし直してもダメな場合は電波干渉の可能性が高いです。

電波干渉によってAirpodsが途切れやすいのはマイク機能の方で、スピーカー機能は影響を受けにくいので気づきにくいようです。

周囲の電波環境を確認し、適切な対策を講じることで改善が見込めます。

これらの対処方法の詳細を説明します。

Airpods側の問題についての改善方法はこちら

電波環境の改善方法はこちら

Airpods関連の対処方法

AirPodsを装着している状態で声が相手に届く場合もあるのですが、ほとんどがNGになる状態だったので私はとても困りました。

とっさにAirPodsを取り外してiPhoneを片手に持ってZOOMや電話するのってストレスがたまります。

手がふさがってしまうのでメモすることができなかったり、とても不便です。

そんな症状になった時の対応方法をAppleサポートで検索しても明確な解決方法がFAQに記載されていませんでした。

Google先生に聞いてみても、AirPodsの不具合、修理が必要など全く役に立たないサイトに誘導されて解決しません。

私が試行錯誤した記録の一部ででうs。

iPhoneとAirPodsとの接続をリセット

AirPodsをiPhoneから切断して、再度ペアリングしましょう。

自分の声がちゃんと相手に届くようになる確率は増えるのですが、突然、また症状が再発します。

その時はまたリセットしてださい。

ストレスがストレスを生む、とても不親切ですよね。

家族の新品のAirPodsで試してみても同じ症状でした。

iPhoneとAirPodsとの接続をリセットする方法

「設定」>「Bluetooth」からAirPodsの接続を解除、再ペアリング、AirPodsもリセットできます。

念の為、iPhoneも再起動させた方が正常になる可能性が高い感じがします。

AirPodsを清掃する

AirPods を清掃して、耳垢などが原因でマイク性能が悪くなっていないか確認してみましょう。

耳垢やホコリ等の汚れがAirPodsのマイクのメッシュ部分に残っていると声が届きにくくなるようです。スピーカー部分や充電器側も含めて頻繁にお手入れしましょう。AirPodsには目に見えない汚れが付着し、付着してる雑菌の量はトイレの便座の数十倍も汚いので機能面の維持、衛生面の維持どちらの観点でもお手入れは頻繁にしましょう。

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ソフトウェアを更新する

AirPods と iPhone のソフトウェアを最新バージョンに更新しておきましょう。

いろいろ試したけど、症状が改善しなかった設定変更

次の設定変更を試しても自分の声が相手に伝われない事象は改善できなかったのです。

マイクと自動耳検出

使用するAirPodsマイクを自動的に左から右へ変更、またはどちらか片方に固定する設定としてみました。

「設定」>「Bluetooh」>「自分のAirPods」>「マイク」から変更できる設定できます。

初期値は「自動的にAirpodsを切り替え」で、これを「常に左のAirPods」または「常に右のAirPods」に変更しても電話の時に、自分の声が安定して相手に聞こえなかったです。

同じく、「設定」>「Bluetooh」>「自分のAirPods」>「自動耳検出」、初期値のOn状態をOff状態に変更しても改善されませんでした。

iPhoneのネットワーク設定をリセット

「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」を実施しても改善されず。

AirPodsが途切れやすい環境

電話やZoom会議時にAirPodsから音は聞こえるが自分の声が相手に届かない場合、電子レンジやトラック、タクシー無線が原因である可能性もあります。

これらの機器は、AirPodsが使用するBluetooth信号に干渉する可能性が高いです。

特に、電子レンジは2.4GHz帯の電波を発し、Bluetoothの信号を妨害する可能性が高くなっています。

この干渉は、AirPodsの音声受信には影響しませんが、マイクの送信信号には影響を与える可能性があるのです。

つまり、あなたは相手の声を聞くことができても、あなたの声が相手に届かないという状況が起こります。

また、2.4GHz帯のWi-Fiネットワークを使用している場合、AirPodsとの周波数帯の重複が発生し、干渉の原因となる可能性があります。

あと、同一のAirPodsを異なる複数のデバイスとペアリングして利用している場合も接続が途切れやすいです。

AirPodsには同じApple IDでサインインしているデバイス間で自動的に接続を切り替える機能があります。

このため、複数のデバイスが近くにあると、どのデバイスに接続するかで競合が発生し、音声が途切れることがあります。

AirPodsはBluetoothという通信規格を使用して接続されています。

複数のデバイスが同時にBluetooth信号を発信すると、干渉が生じる可能性があるのです。

これにより音声伝送が不安定になるようです。

環境の改善

電波干渉の問題を解決するには、以下の対策が効果的です。

家族や同僚が近くで別のAirPodsを使用している環境でも、通常は電波干渉によってマイクの声が相手に伝わりにくくなるという症状は起きにくいです。

AirPodsは、Bluetooth技術を使用して接続されており、各AirPodsは特定のデバイスとペアリングされています。Bluetoothは周波数ホッピング技術を使用しており、これにより複数のデバイスが同じ空間で共存できるように設計されています。

しかし、非常に混雑した環境では、まれに干渉が発生する可能性があるようです。満員電車で多くの人がAirpodsを使っていますが、同時に、Airpodsのマイクを使って電話の通話やZOOMを同じ車両内で行うというケースは稀ですが、他のデバイスから離れることが困難です。このような、自分のデバイスとAirPodsを他の人のものより近くに保つことで、信号強度を向上させることができない場合での利用は想定されていないのかもしれません。

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