エアコンのメンテナンスは、特に日本の秋において重要です。秋はカビの温床になります。
夏の間に使用したエアコンを放置すると、内部に湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすくなります。
秋はエアコンを使用しない快適な日が続き、冬に暖房を利用すると繁殖したカビが吹き出してきます。
これが原因で喘息などの健康被害を引き起こす可能性があります。
秋にエアコンを掃除するのが大切になります。
目次
エアコン掃除のコツ
送風運転の活用
房使用後には送風運転を3~4時間行い、エアコン内部を乾燥させることでカビの発生を抑制します。
内部クリーン機能がある場合は、それを活用することも効果的です。
フィルターの定期的な掃除
エアコンのフィルターは、2週間に1回程度掃除機でホコリを吸い取ることが推奨されています。
汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤で洗って陰干しし、完全に乾かしてから取り付けることが重要です。
外部の拭き掃除
エアコンの通風路やフラップなど、外部から見える部分を乾いた布で拭き掃除します。
これにより、カビ菌のエサとなるホコリを取り除くことができます。
何年もメンテナンスを怠り汚れがひどい場合は専門業者に内部クリーニングを依頼したり、買い替えを検討することをおすすめします。
専門業者へエアコン洗浄を依頼する時の注意点
専門業者によるエアコン洗浄の費用は、エアコンの種類や機能によって異なります。料金の相場感としては次を目安にしてください。
お掃除機能なし | 7,000円~15,000円 |
お掃除機能付き | 13,000円~25,000円 |
お掃除機能付きエアコンは、通常のエアコンに比べて内部構造が複雑です。
フィルターを自動で掃除するための機能や多くのセンサー、電動部品が組み込まれているため、分解と再組立てに時間と手間がかかるので割高になってます。
相場よりも極端に安い料金を提示する業者は、サービスの質が低い可能性があります。必要な作業を省略したり、劣悪な機材を使用することがあります。
エアコンクリーニングを依頼する際は、料金だけでなく、業者の信頼性や提供するサービス内容をしっかり確認することが重要です。
ダスキン:
大手企業で信頼性が高く、技術研修を受けたスタッフが対応します。
おそうじ本舗
全国に展開しており、豊富なオプションと高い技術力が評価されています。
東京ガス:
関東地域で利用可能で、比較的安価。研修を受けたスタッフによるサービスが特徴です。
お掃除機能付きエアコンのクリーニングには、高度な技術力と専門的な知識が必要です。
また、専用の工具や洗浄機材を使用する必要があり、これも費用を押し上げる要因となっていますがカビで体調を崩してしまうのに比べると決して高額すぎるというわけではありません。