ウィルス感染経路が特定!?

頭を抱える女性

危険

新型コロナのウィルス感染経路の特定は困難のようですが、パソコンに感染してクレジットカード情報やショッピングサイトのパスワード等を盗み取る「マルウェア」ウィルスの感染経路の7割あまりが不正なソフトウェアのインストールが原因とみられることが情報セキュリティ会社の調査でわかったそうです。

マルウェア

パソコンだけでなく、スマホにも感染してクレジットカード情報やショッピングサイト、SNSのパスワード等を盗み取るマルウェアと呼ばれるコンピュータウィルスによる被害はここ数年で被害が拡大しています。

ウィルス

感染経路

どのような経路で感染するのか、去年から猛威を奮っている情報搾取型の「REDLINE(レッドライン)」と呼ばれるマルウェアについて情報セキュリティ会社が日本の感染例920件あまりの情報を解析したところ74%が不正なを自らインストールしたことが原因とみられることがわかったそうです。具体的にはオンラインゲームなどにずるして勝つための不正なソフトウェアやアプリが41%、有料のソフトウェアやアプリを無料で使えるようにする不正ソフトウェアやアプリが31%でした。

一方、パソコンに自動的に表示されるポップアップをクリックしたことによる感染は2%で、大半が自分で不正なソフトウェアやアプリを使ってマルウェアに感染してしまっているという実態が明らかになりました。

感染対策

Google先生など、検索サイトで上位に表示されたからといって、それらが必ずしも安全なソフトウェアやアプリというわけではないので、ダウンロードするときは公式サイトや公式アプリストア(Apple App StoteやGoogle Play Store)から行い、それ以外については注意して、ダウンロードしない方が賢明です。そもそも、不正なものには手を出さなようにすることが自分の身を守る最低限の術ですね。