未使用で捨てられていたモノを新ビジネスに

木材

ボーダレスグループの⼀員であるHUB & STOCK(ハブアンドストック) 株式会社 https://hub-st.jp/ が未使用で捨てられていたモノを活用する新たなビジネスモデルで循環型社会の構築に貢献しています。

建設現場で捨てられたいた建築材料の混合廃棄物のうち3割弱もの埋め立てや焼却されて処分されていたそうです。

 出典:国土交通省「2018年度 建設副産物実態調査」

その中には新品・未使用のまま捨てらる建材もあり、それを活用する新たなビジネスを2021年に開始したのがHUB & STOCK(ハブアンドストック) 株式会社です。

建材を多めに発注し、余ったら未使用でも廃棄せざるを得ない状況が建築現場には発生しています。建築する作業工程は建築工事、電気工事、内装工事など分業化されており、それぞれの工程を担う業者は工期を守って、次の工程の業者に引き渡す必要があります。

仮に建築現場で建材が不足してしまうと作業が止まって次の工程に迷惑をかけてしまい、納期の遅れにつながってしまいます。納期を守るために余分に健在を持ち込まざるをえないという実態が今でもあるのです。

余った建材のうち、リサイクルしにくいものは捨てられていたのですがHUB & STOCK(ハブアンドストック) 株式会社では廃棄前の未使用の建材を年間で120トンの建材を扱う規模で買取ります。廃棄する側にも、これまでは廃棄するお金がかかっていたので買い取ってもらった方がメリットがあります。

HUB & STOCK(ハブアンドストック) 株式会社では集めた建材をSNSなどを使ってメーカー希望小売価格の7〜8割も安く、リフォーム業者やDIY愛好家などに販売します。

フードロスも問題視されて改善の動きがありますが、建材にも無駄なロスが発生しており、大切な資源が無駄になっていたっていうのが驚きです。そうした当たり前の感覚をビジネスに活かすHUB & STOCK(ハブアンドストック) 株式会社は益々、発展していくでしょうし、社会貢献している会社は応援したくなりますよね。

ボーダレス・ジャパン株式会社 https://www.borderless-japan.com/ には独自の新事業を立ち上げる仕組みがあります。各グループ会社で出た利益の一部を集め、新しいソーシャル・ビジネスを立ち上げたい社員が企画を提案し、グループ会社のトップたちが審査の上で全員の賛同を得ることができれば資金を出資し、提案した社員を社長とした新会社を設立してボーダレスが無償で経営もサポートするという仕組みです。

社会問題を無視しない、解決してよりよい社会をつくりたいという志のもとで廃棄建材を有効活用させるHUB & STOCK(ハブアンドストック) 株式会社などの新たしい会社が続々と立ち上がっています。

そうした起業家を応援するサポーターに月額3,300円で誰でもなります。https://www.borderless-japan.com/supporter/

自ら起業して社会問題を解決するのも素晴らしいですし、そうした人を応援する行動を実行できる人も素晴らしいですよね。