あなたは周りから頭が悪いと思われているかもしれません。頭がいい人というのは単に「いろんなことを知っている人」という意味ではないですよ。ただ何かを知ってるだけで、それを上手く活かせていないのでは頭がいいとは言えないのです。と明治大学文学部の教授である齋藤 孝さんは著書「本当に頭がいい人の思考習慣100」で述べています。ドキッとした人はこの本を読んで見ることをオススメします。頭がいい人の習慣を知ることができますよ。
目次
「何を知っているか」よりも「どんな考え方をしているか」
知識だけが詰まった頭でっかちが頭がいいとは言えません。「何を知っているか」よりも「どんな考え方をしているか」ということの方が大事なんです。
得た情報を瞬時にまとめ、わかりやすく説明する力やモノゴトの優先順位をつけるのが上手だったりなど頭がいい人の習慣を知ってマネすれば頭のいい人と思われるようになります。ダラダラとしゃべってしまうのは頭の中で全体像が把握できていないからなんですね。
要約力
頭がいい人は話の全体像をとらえ、ポイントをおさえています。得た情報は短くまとめてコンパクトに説明することができるのです。たしかに、話の長い人は結局、何が言いたかったのか意味不明のことって多いですよね。具体例・たとえ話がうまいのも頭がいいひとの特徴です。難しい話を置き換えて説明する力があるということです。要するに、一言でいうとという言葉に続けて本質をズバリとつくキーワードを選び、一つの具体例を挙げて説明するように心がけたいですね。
話を要約しながら聞く
人の話を聞くときにも要約力は重要となります。相手が投げた情報を上手にキャッチして相手に投げ返すというキャッチボールが会話ですが、頭がいい人は上手に要約して相手が次を話しやすいように返しているそうです。相手も「この人、しっかり話を聞いてくれている」って感じて返事もしやすくなります。コミュニケーションを円滑にするためにも普段から人の話を要約しながら聞くということを習慣化したいですね。
優先順をつける
頭がいい人は目の前のたくさんのモノゴトに対して優先順位をつけるのが上手なんだそうです。あなたが優先順にをつけられていますか?私は優先順をつけて重要度が高い準備に実行するということを常に意識するようにしています。作業だけでなく、会話のときににも重要なポイントから相手に伝えようと意識しています。
Work Breakdown Structure
目標を達成するためのタスクを細分化できていますか?目標を立てるだけで満足して、その目標が叶うように願っているだけでは目標は達成できません。いつまでに目標を達成するか期限を決め、目標を達成するために必要な行動を書き出し、その行動にも期限を設定して自己管理するということです。WBS(Work Breakdown Structure)はタスクリストにカレンダーが掛け合わさったものです。各タスクが完了する基準を明確にした上で未来への歩みを確認しながら進んでいきましょう。
出典:新規事業・DX・BPR・片倉健のYouTubeカレッジ
専門家に学ぶ
世の中うまくいくことばかりではありません。進んでいく中で大きな壁にぶつかったり、わかならないことに出会うこともあります。そうした時はその道の専門家に話を聞けばよいのです。本やYoutubeやオンラインサロンなど有効活用しましょう。何事においても素人の考えでやるよりも、自分よりも経験値の高い人からの意見をもらいながらリスクを回避したり、壁を打破する可能性を高めるようにしたいですね。
体のコンディションを整える
頭がいい人でも睡眠不足だったり、病気を抱えていては十分なパフォーマンスを発揮することはできませんよね。健康を保っておくことが全ての土台となるんですね。体調が悪いと集中力や気力が落ちますからね。良質な睡眠、運動習慣、サウナなどで体のコンディションを整えて良い人生を送りたいですね。
流行りモノに触れる
頭がいい人には古いモノにこだわらず、新しいモノもどんどん受け入れる柔軟性を持っている人が多いとのことです。過去の成功体験に固執してしまっては成長できないので、新しいモノを学ぼうとする意欲は持ち続けないと自分自身がオワコンになってしまうってことなんでしょうね。流行っているものにはそれなに理由があるので、そういうモノに触れて意識的に自分の世界を広げる努力を惜しまず、常にアップデートしたいですね。
やる気スイッチ
集中モードに簡単に切り替わる独自のスイッチを持っておくとよいと齋藤先生はアドバイスされています。集中しなければならない作業をする時はひとつの曲をリピートして流し続けるといったスイッチがオススメみたいですよ。
参考 本当に頭がいい人の思考習慣100 齋藤 孝
齋藤孝先生の最新刊です。現在、情報を得る作業はインターネットで容易になり、AIの進歩で「考える」という行為の必然性も減るような状況にあります。そんななか、最近では自身の能力に対して投資する傾向にあり、「頭がよくなりたい」と考えている人も増えています。本書は、教養・学びを自ら得て「頭がよくなる」とはどういうことかを理解し、その状態に常に昇華できるクセをつけるための習慣化の書籍です。