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就職について
私の親の世代までは優秀な大学に進学して、大企業に就職して定年まで勤め上げるという終身雇用型のワークスタイルが少なくとも学生時代までは主流だったそうです。みなさんもご存知の通り、戦後の日本が裕福なアメリカの終身雇用型ワークスタイルとライフスタイルに憧れ、それを真似たものです。新卒一括採用、年功序列、終身雇用で高度経済成長へ突入。アメリカは日本よりも早く終身雇用型が崩壊し、年齢、性別、国籍、人種で待遇を差別しないで成果で報酬を評価するジョブ型のワークスタイルに移行され、日本にもその潮流が訪れています。この先の日本では安定を求めて会社に努めてもジリ貧に陥るのがオチかもしれません。そんな中、残された学生生活で何を学び、どんな仕事をしてどんな生き方をしていきたいのか考えてみました。
ジョブ型雇用
ジョブ型のおさらいです。ジョブ型雇用とはジョブディスクリプションに仕事内容、労働条件、責任範囲、期待目標、必要スキルなどが明確に定義され、従業員と雇用する会社で待遇と報酬を契約する形式です。終身雇用型では社員の面倒をずっと見るから会社の言うことはちゃんと聞いてねというスタンスで社員も会社に忠誠心を示していました。ジョブ型では単純な契約なので自分の将来は自分で考えなさいというドライな関係に過ぎません。
職の種類
そもそも世の中には3つの職種しか存在しません。クリエイター、エキスパート、マックジョブです。
クリエイター
映画監督、ミュージシャン、アーティスト、デザイナー、Youtuberなど自分自身が持っているスキルを他者の目にみえる形で提供することを仕事とする人達です。
エキスパート
医者、弁護士など資格や免許を取得し、専門的な知識と経験を積むことで特化した内容の仕事を提供する人達です。プロ野球選手やJリーガーなどプロアスリートもエキスパートに該当します。
マックジョブ
特別なスキルを必要とせず、訓練がほとんど不要で、マニュアルに沿って誰でもこなせる単純な仕事。雇用側に搾取され低賃金で使い捨てられるような仕事。バックオフィスという言われ方もする。
同一労働・同一賃金
グローバル・スタンダードは同じ仕事をしていたら給料は同じだが、残念ながら日本においては正社員か非正規社員、パート、アルバイトなど身分によって報酬が違うという矛盾がまだ残っている。
女性管理職
調査会社の帝国データバンクによりますと、民間企業の管理職に占める女性の割合は去年より1.1ポイント増え、過去最高の8.9％になりました。しかし、政府が2020年までに指導的地位に占める女性の割合について達成を目指していた3割には依然、遠い水準です。卒業して会社に勤めて努力し、有能でも女性は昇進しにくのが現実かもしれません。
自分の会社
マインドマップも活用して「どんな仕事をしてどんな生き方をしていきたいのか」を整理し、自分が設立した会社に就職するという選択が現時点では適当だと考えています。適正なリスクを背負って相応な対価を得られるようにするためには絶えず己を磨くことが肝要ですかね。
参考:金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン
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