大学生がつみたてNISAをはじめるメリットとデメリットは!?

株

親が開設してくれていたジュニアNISAの未成年口座、成人して大学生の私でも総合口座へ切り替わりました。大学生がつみたてNISAをはじめるメリットとデメリットを確認したところ、はじめないと損だという結論に至りました。

大学生がつみたてNISAをはじめるメリットとデメリット

つみたてNISAをはじめるメリット

税金がかからない

長期的な運用を前提に設計されているため、つみたてNISAは最大で20年間、非課税で運用が可能です。

小口取引可能

株式投資などの高リスク資産を小口取引できるため、資金が少ない学生でも始めやすくなっています。

複利効果

毎月定期的に投資することで、投資元本が増え、利回りも増加します。

金利よりも高い運用が期待できる: つみたてNISAは長期的に運用することが前提とされているため、金利よりも高い運用が期待できます。

つみたてNISAをはじめるデメリット

リスク

株式投資など高リスク資産を取引するため、投資元本が保証されていないため、リスクがあります。

資金不足

投資に必要な資金がない場合、小口取引でも毎月の積立金額を確保することが難しくなるため、運用が難しいです。

長期間の運用

つみたてNISAは長期的な運用を前提とされているため、短期的な利益を得ることは難しいです。

価格変動

株式投資などの高リスク資産を取引するため、価格変動により元本や利益が減少する可能性があります。

つみたてNISAをはじめていない大学生は2024年からはじまる新NISAまで待った方がよい?

個人の投資目的やスタイルによって異なりますが、新NISAには以下のようなメリットがあります。

新NISAのメリット

投資対象が拡大

新NISAでは、株式、投資信託、ETF、債券、REITなど、従来のつみたてNISAよりも投資対象が拡大される予定です。

毎月の積立金額が増額

新NISAでは、毎月の積立金額の上限がつみたてNISAの約2倍に増額される予定です。

利益の非課税期間が延長

新NISAでは、利益の非課税期間がつみたてNISAの20年から、さらに10年延長される予定です。

しかし、新NISAが始まる2024年までに既に資産を積み上げている場合や、投資スタイルが株式中心の場合には、つみたてNISAを始めることで得られるメリットもあります。また、投資に関する知識や経験が豊富で、リスクについて十分に理解している場合には、既に始めているつみたてNISAの運用を継続することも検討できます。個人の投資目的やスタイルに応じて、適切な選択をすることが重要です。

親に扶養されている大学生がつみたてNISAをはじめて親に迷惑がかかることはないか?

大学生がつみたてNISAを始めることによって、親に迷惑がかかる可能性はありません。つみたてNISAは、自分自身で口座を開設し、自己責任で運用を行うため、親の同意や関与が必要ありません。また、つみたてNISAの運用に必要な資金は、学生自身が稼いだアルバイト代や奨学金などを活用することができるため、親に負担をかけることはありません。

ただし、投資にはリスクがあり、学生自身が責任を持って運用を行う必要があります。また、親が学生の資金面に関心を持ち、支援をしている場合は、投資する前に相談や同意を得ることをおすすめします。投資に関する知識やリスク管理能力を身につけ、慎重に運用することが重要です。

大学生がつみたてNISAか高配当株投資をはじめるとしたらどちらが良いか?

一概に正解があるわけではありませんが、一般的には、長期的な視野で考える場合、つみたてNISAの方がよいとされています。以下にその理由を説明します。

つみたてNISAは、国が設けた非課税制度であり、長期間(最長20年間)の積立投資を通じて資産を形成することができます。また、つみたてNISAの制度上限まで投資すれば、その分税金がかからず、その分だけリターンが大きくなる可能性があります。つみたてNISAの特徴として、投資信託やETFなど、幅広い商品が選択可能であり、分散投資が容易にできる点も挙げられます。このため、投資に不慣れな方や、リスクを抑えながら長期的に資産を形成したい方には適しているとされています。

一方、高配当株への投資は、配当金を得ることを目的とした株式投資です。配当金は、その年の企業の利益に応じて支払われるため、企業が利益を出せない場合は配当が減少することがあります。また、企業の株価が下がると、投資額が減少するリスクがあるため、短期的な投資よりも長期的な投資が望ましいとされます。

したがって、長期的な視野で考える場合、つみたてNISAをはじめることをお勧めします。ただし、投資商品や投資先の選択は重要であり、十分な情報収集やリスク管理を行い、自己責任で投資を行うことが必要です。また、個人の投資目的や資産状況によっては、高配当株への投資も適している場合があります。

大学生だとつみたてNISAには毎月いくら積み立てるのがよいか?

大学生がつみたてNISAに毎月積み立てる金額は、個人の収入や支出、目的によって異なります。ただし、以下のようなポイントに注意しながら、自分に合った積立額を設定することが重要です。

  1. 収入と支出を考慮する: 収入から生活費などの必要経費を引いた残りを積立額として設定しましょう。あまりに高額な積立額を設定すると、生活費が圧迫されたり、返済期限の迫った奨学金に手をつけることになる場合もあるため、自分の収支バランスを考慮することが大切です。
  2. 投資目的に合わせて設定する: 短期的な資金運用にはリスクの少ない運用が適していますが、長期的な資金運用には、ある程度のリスクを許容することが重要です。投資目的に合わせて、毎月の積立金額を設定しましょう。
  3. 時期によって変更する: 大学生の場合、卒業や就職、留学など、将来的に支出が見込まれる場合があります。そのため、必要に応じて積立額を調整することが必要です。

一般的に、投資は資産運用の一つであり、資産を増やすことが目的です。しかし、投資にはリスクがあるため、個人の収支バランスや目的に合わせて、適切な積立額を設定することが重要です。