横浜市が数年連続で住みたい街ランキングで１位になっている理由はどこにあるのでしょうか？住みやすい街なのか調べてみました。
目次
横浜市が好まれる要因
自然と都市の融合
横浜市は、多くの公園や緑地、そして横浜港をはじめとする豊かな自然があります。一方で、都心部には高層ビルや商業施設が多数あり、自然と都市の融合が魅力的です。
新横浜周辺でも開発された当時は、周辺地域は農村地帯で、開発前は田畑や果樹園が広がっていたそうです。
豊かな文化と歴史
横浜市には多くの文化的な影響を受けた建物や施設が残っています。また、日本最初の近代的な港湾都市として、歴史的な価値がある街並みも多く残っています。
出典：スーツ 旅行 / Suit Travel
多彩なグルメ
横浜市には、横浜中華街をはじめとする多様なグルメがあります。横浜の家系ラーメンやシウマイなどのご当地グルメも有名で、多くの人に愛されています。
行ってみたい横浜の人気店です。
牛なべ
荒井屋
明治28（1895）年創業の牛なべの老舗で、伊勢佐木町の本店は店内は、昔ながらのレトロな雰囲気。馬車道（万国橋）店や横浜そごうにも店舗あり。
出典：londontaxy
うなぎ
割烹蒲焼わかな
明治5（1872）年創業、横浜馬車道の人気店。オススメは食器もあつあつでご飯もたきたての鰻丼。鰻丼のご飯はお茶碗でいうと3杯以上もあるかと思えるくらいボリューミーなので女性や年配の人はご飯を少なめでオーダーすれば食べ残してしまう罪悪感から解放されます。肝吸いとセットで注文する人が多いようです。2階はカジュアルモダンなテーブル席、3階は懐石料理を楽しむ座敷。
出典：幸食 HAPPY GOURMET
割烹蒲焼 八十八 吉田町店
明治43（1910）年創業の鰻の名店。国産の最高のものを厳選し、100年続く秘伝のタレで仕上げる鰻はコースのシメ。銀行跡を利用したこの店には、金庫を使った客室もある。
洋食
グリル・エス
馬車道で50年かわらないレシピのオムライスが大人気。卵を4個使用しているので3人でシェアできる大きさ。
出典：Yokohama LIFEチャンネル
キムラ
昭和13（1938）年、野毛に創業し、「絶対に味は変えるな」という初代の教えを3代に渡り守り続けられている。鉄板の「ハンバーグステーキ」が代名詞。
中華
生香園
昭和46（1971）年創業 牡蠣にカレースパイスをまとわせた香り揚げが冬の人気。料理の鉄人で有名な周 富輝さんが総料理長。有名な中華街ではなく馬車道です。
交通アクセスの良さ
横浜市は、東京都心に近く、多数の鉄道路線が通っています。また、羽田空港へのアクセスも良く、国内外からの観光客も多く訪れます。
横浜市は、東京都心へのアクセスが良いため、東京のオフィスへの通勤が便利です。東京の一部地域への通勤時間は、東急東横線やJR根岸線などの路線を利用することで、1時間以内でアクセスできます。
出典：スーツ 交通 / Suit Train
鉄道オタクのスーツくんは横浜市の大学に通っていたので横浜に精通しています。交通の歴史から横浜を振り返ってみると面白いです。
現在の桜木町駅がかつての横浜駅と呼ばれていました。明治時代に開業した日本最初の鉄道である「新橋 – 横浜間」が、現在の桜木町駅から開通したためです。その後、横浜市街地の発展に伴い、桜木町駅周辺に多くの鉄道路線が建設されることになりました。
生糸は、明治時代に日本が主要な輸出品目として発展しました。生糸の輸出には、横浜港が主要な輸出港として利用されました。そのため、生糸を生産する各地から横浜港までのアクセスを改善するために、鉄道網が整備されました。
生糸を生産する地域は、群馬や八王子でした。横浜とは距離があったため、鉄道による生糸輸送は非常に重要でした。そのため、明治時代には、生糸を生産する地域から東京・横浜への鉄道路線が整備されました。そして、横浜市内にある桜木町駅は、このような鉄道網の中心的な拠点として発展しました。
桜木町駅を中心とした鉄道網により、生糸は各地から横浜港まで効率的に運ばれるようになりました。また、生糸の生産地には、鉄道網に沿って市場が形成され、生産地周辺の地域経済も発展しました。
その後、生糸の需要が減少し、鉄道網の役割も変化していきましたが、桜木町駅周辺には、歴史的な建造物や風景が残っており、鉄道が横浜市の発展に与えた影響は大きいと言えます。
安全で住みやすい環境
横浜市は、治安が比較的良く、住みやすい環境が整備されています。また、公共施設や医療機関も充実しており、安心して生活できるという点も人気の理由のひとつです。
横浜市は、東京都心に比べて物価が安い傾向にあります。生活費が抑えられるため、家賃や食費が安くなるというメリットがあります。
一方で住民税は全国で一番高いみたいですよ。
出典：スーツ 背広チャンネル
