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知らなくて損してきたお金の基礎知識
恥ずかしながら母はお金の事を学ぶ事なく生きてきました。コロナ禍でお家時間が増えた事で「両学長リベアルアーツ大学Youtube」に出会い、お金の事を学び始めた。書籍「お金の大学」も購入した。
まだまだ学習している途中ですが、「何で誰も教えてくれなかったのー、もっと早く知っておけばよかった!」と現時点で母が感じているランキングです。
第3位 保険の基礎
日本の「皆保険」の仕組みを全く理解せず、「社会保険」というキーワードは耳にすることはあっても他人には説明できない状態で生きてきてしまいました。知識がないので不安を解消するため、民間の保険に必要以上に加入していて、それも家計を圧迫していた事に気付かされた。不要だった民間の医療保険、学資保険、地震保険などに使っていたお金を投資に使えていたら見える景色がもっと違っていたのだろう。
第2位 手数料
3位の民間保険とも関連する。母が保険に加入する時に相談した「おば様」には母が支払った保険料から手数料が支払われている。一度しか会った事のない、血のつながりもない、その「おば様」はファイナンシャルプランナーの資格を持っていて、名刺にはトータルライフプランナーなるコンサルタント的な肩書きも。色々と親身になって相談に乗ってくれて、知識がない母を救ってくれる菩薩さまのような方だと思い込んでいたそうだ。だが、その方に勧められて加入した保険は殆どが不要なものだった。その方への手数料と民間保険会社の一等地の豪華なビルなどのために母は無駄にお金を支払ってきてしまった。合法的な詐欺なのであろう。知識の無いものがカモとされてしまう。保険に限らず「何故、この人はわたしに親切にしてれるのだろうか?その人の仕事だから当たり前なんだ」と思わず、洋服や化粧品をお店で買うときも気をつけたい。他人が親切なのは何かしら手数料とかを私達から奪い去ろうとしている。銀行ATM手数料など些細なもの含めて「代金」には手数料がどの程度含まれているのか、その価値は適正かを考える習慣がコロナ禍で身に付いた。
第1位 福利
人類最大の発明であるともいわれているらしい。そもそも利子って元本だけにかかると思い込んでしまっていた。お金持ちに近づく「複利を得る側」とお金が貯まらない「複利を取られる(利息を払う)側」。これまで後者だった。住宅ローン、自動車ローン、クレジットカードのリボ払いなどなかなか返済が終わらないのは複利のせいだ。逆に投資など雪だるまの芯を大きくするように、得る側になればテコを効かせられる。家は賃貸としライフステージに合わせて自由に住み替える、車は中古車として借り入れ金額を抑える、リボ払いしないという事をもっと早く知っておけばお金をもっと貯める事が出来たであろう。