オートミール

オートミール

1日2食だけの食生活に変えてから間もなく1年が経ちます。体調は絶好調です。昨年の秋まではブランチにアーモンドとグラノーラを毎日食べ続けてきましたが、この1ヶ月ほどはオートミールを食べ続けるように変えてみました。グラノーラに含まれる糖質が気になっていたからです。

オートミールの効果

オーツ麦と言われる種類の麦を脱穀して調理しやすいように平たく加工したのがオートミールです。乾燥しているので保存にも便利です。

おかゆ状にして牛乳と一緒に食べるのが一般的です。

オートミールはタイプも様々で粒が大きいものから細かめにカットされたものまでバリエーションが豊富なので、プチプチした食感が好みの場合は粒がおおきめのものを選べば大丈夫です。

食物繊維やミネラルが豊富に含まれていて、栄養価が盛りだくさんです。血糖値の上昇がゆるやかで満腹感が持続しやすいといった特徴もあります。

つまり、ダイエットだけでなく、健康管理にも欠かせない食べ物だったんです。日本人に不足しがちなマグネシウムに加えて鉄分、亜鉛、特にカルシウムが豊富に含まれていたんです。

magnesium マグネシウムを食べないと体調を崩す!?

また、便秘の解消効果も期待できると言われています。おなかの中からきれいになって、代謝もアップ、美肌になれるとなると食べない理由がないですよね。

おやつがダメだと理解していても、どうしてもスナック菓子などのおやつに手が出てしまう人は腹持ちするオートミールを食べ続けてみることをオススメします。

おやつ おやつはダメ!?

オートミールのような水溶性食物繊維が豊富な食べ物を毎日10グラム多く摂取することで、5年間で内蔵脂肪が約4%も減少するといった研究結果もあるそうです。内蔵脂肪が気になっている人はオートミールに加え、ヨーグルトなどの発酵食品、ゆで卵や牛乳などタンパク質をしっかりと摂り、緑茶を飲むと良いみたいですよ。

アレンジ

牛乳でオートミールを食べるのが一般的ですが、毎日だと飽きてしまうと言う方は和風や中華風にアレンジしてみてください。だしの素やお茶漬けの素を入れたり、味噌汁に入れたり簡単なアレンジで味変を楽しめます。

相性と注意点

冷たい牛乳とオートミールを一緒に食べると体内に余分な水分が溜まり、便秘やニキビ、むくみなどの様々な不調につながるそうです。温かい豆乳を入れたり、オートミールを温かいおかゆ状に食べるように注意が必要です。

私の母はオートミールだと逆に便秘になってしまうので相性が悪いようです。食物繊維を豊富に含んでいるから胃腸の中の水分を吸収する性質があります。こまめな水分補給が必要なのですが、水分が不足してしまったりして便秘になりやすくなる体質や生活習慣の人もいるので様子を見ながら、たくさん食べ過ぎないうよう、また、よく噛んで食べるように注意してください。一食分のオートミールの適量は30グラム程度だと言われています。

グラノーラとの比較

グラノーラとは、日清シスコ株式会社のHPによると次の定義となります。

グラノーラは、麦、米、とうもろこしなどの穀物加工品と、ココナッツなどのナッツ類、蜂蜜などのシロップ、植物油を混ぜてオーブンで焼いたシリアルです。グラノーラ(Granola)は“つぶつぶ”を意味する『グラニュール(Granule)』と“穀物”を意味する『グレイン(Grain)』を組み合わせてできたと言われています。現在では、シリアルの種類のひとつとして一般名詞になっています。

日本食品製造合資会社のオートミール「日食 プレミアム ピュアオートミール」と私がこれまで食べていた日清シスコ株式会社のシリアル「ごろっとグラノーラ チョコナッツ 糖質60%オフ」の栄養成分表示を比較してみました。

牛乳をかけると糖質は増えますが、牛乳なしで考えると糖質はグラノーラの方が少なかったです。ただ、オートミールは30gをおかゆ状に膨らませて食べるのに対して、グラノーラは50gほどは食べるので摂取する糖質はどちらでも同じくらいでした。

栄養成分表示 (30gあたりに換算 共通項のみ一部抜粋)
日食 プレミアム ピュアオートミール日清シスコごろっとグラノーラ
エネルギー(kcal)111.0126.6
タンパク質(g)4.48.1
脂質(g)2.06.8
炭水化物(g)20.5813.2
糖質(g)17.286.7
食物繊維(g)3.36.5
食塩相当量(g)0.00.1
カルシウム(mg)1583.4
鉄(mg)1.43.9
ビタミンB1(mg)0.110.3
ビタミンB6(mg)0.050.3