オオタニサン

MLB

二刀流の大谷翔平さん、連日アメリカMLBでの活躍が素敵ですね!野球というかMLBでの主な日本人選手の活躍について調べてみました。

野茂英雄

ピッチャー。日本人はMLBでは通用しないと言われていた中、独特のトルネード投法から放たれる落ちるフォークボールでMLBの猛打者たちから多くの三振を奪取。当時、労使対立で1994年8月からストライキに入り、シーズンは打ち切り、ワールドシリーズも中止となり、人気低迷し、ファン離れが起こってしまったMLBにおいて、野茂さんの活躍にアメリカ人も「NOMO」と熱狂してMLB人気復活の立役者だったそうです。凄いですね!そして、その活躍もあってか、大谷さんら多くの後輩たちがMLBでの活躍を目指す礎を気づいた、日本人のメジャーリーガーのパイオニアとなった方なんですね。MLBオールスターで日本人投手として初先発もしています。

MLB在籍:1995〜2008

最高推定年俸:約9億円/年

HIDEO NOMO Official Site https://www.nomo-radiant.jp/

イチロー

俊足、強肩、自身の最多安打記録を塗り替え続けた三拍子揃った外野手。レーザービームと評されるライトからの矢のような返球でランナーをアウトにする動画をみて驚きました。高校生まではピッチャーもやっていたんですね。

MLB在籍:2001〜2015

最高推定年俸:約18.5億円/年

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出典:TVヤング

松井秀喜

大谷さんが記録を更新するまではMLBでの日本人最多ホームラン数を記録、顔が大きいからか、「ゴジラ」のあだ名のホームランバッターでMLBの優勝決定戦であるワールドシリーズ 日本人ではじめてMVPを獲得されている。高校時代、星稜高校の4番バッターとして出場した甲子園で5打席連続で敬遠されてチームが負けたときは本当に悔しかったでしょうね。東京2020オリンピックの開会式で聖火ランナーとして国立競技場で伝説の長嶋茂雄さんをしっかり支えていたお姿が感動的でしたね。

MLB在籍:2003〜2012

最高推定年俸:約13億円/年

松坂大輔

高校生時代は甲子園春夏を連覇した横浜高校のエースで「平成の怪物」と呼ばれ、同期の「松坂世代」はプロ野球でも活躍した優秀な選手が多かったみたいですね。近年は怪我に苦しみ、2021年10月に引退を発表されましたね。

MLB在籍:2007〜2014

最高推定年俸:約10億円/年

 

大谷翔平

ピッチャーとバッターの二刀流で俊足で、今年(2021年)はホームランを量産中。歴代の日本人メジャーリーガーで一番イケメンですよね。オオタニサンは「野茂さん(ピッチャー)+イチローさん(俊足)+松井さん(ホームラン)」とレジェンドたちの優れた要素を兼ね備え、更にイケメンを融合した超スーパースターですが、その活躍の割に年俸が低い感じがしますがこれはコロナ禍の影響なんでしょうか?今年の大活躍で来年は年俸が爆増するかもしれませんね。現在、ホームラン数がトップ、このまま日本人初のMLBホームラン王になってください。

MLB在籍:2018〜

最高推定年俸:約8.9億円/2年

2021年シーズン終了(10月5日追記)

投打二刀流でホームラン46本、ピッチャーとして9勝で大谷翔平の2021年シーズンが終了。シーズン終盤は敬遠も続き、惜しくも日本人としては初のホームラン王を2本差でのがしての3位、1918年のベーブルースから誰も成し遂げられていないシーズン2桁勝利2桁本塁打も1勝及びませんでした。残念ですが、来シーズンに楽しみは持ち越しです。年俸大幅アップと来シーズンの更なる活躍に期待ですね。

 

2023年3月19日WBC準決勝前に追記

大谷さんを筆頭にサムライジャパンの活躍で盛り上がってますね。レジェンドの野茂さんとイチローさんと松井さんのそれぞれの優れた特徴を継承できているのが大谷さんだと野球に詳しい方が解説されているのをどこかで耳にしました。そんなスーパースターの活躍をリアルタイムで目にできるなんて本当に幸せです。明後日の準決勝メキシコ戦に勝利し、決勝では先発でないにせよリリーフなどで登板してリアル二刀流での世界一になって欲しいですね。

2023年3月21日WBC準決勝 日本 6 vs 5 メキシコ戦後に追記

準決勝の試合当日、日本は春分の日の祝日で朝8時過ぎにプレーボール。試合が行われたアメリカのマイアミの現地時間では19時過ぎにプレーボール。2011年の東日本大震災当時、まだ9歳の野球少年だった佐々木佐々木朗希投手。彼の故郷は岩手県陸前高田市。震災で佐々木朗希少年はおじいじゃん・おばあちゃん、お父さんを震災で失ったが野球は諦めなかった。高校3年生、甲子園予選となる最後の夏の岩手県大会の決勝戦ではベンチで時間を過ごし、登板する機会がないままに彼のチームは負けて甲子園には行けなかった。強豪校が甲子園という聖地で戦う大会は、日本の春夏の風物詩として国民的な興奮を巻き起こし、多くの人々がテレビ観戦や現地観戦に熱中し、この甲子園が日本の野球の品質を高めてきたという人が多いです。それはある意味は事実だと思います。みんなが甲子園を目指す姿をみることで子供も野球の複雑なルールを学びます。ルールだけではなく、多くの日本人にとって、高校野球は、相手だけでなく自分自身と向き合い「ズルせず、正々堂々と勝負するのが当たり前。変な個人のプライドは捨て、チームが掲げた目標に自らが納得した上で何ができるかを模索し、努力することを惜しまない」といった美徳を育む機会を通して野球IQが高い人材を排出して世界と戦える「サムライ」を生み出す特殊な工場のような存在なのかもしれません。2011年震災から12年の歳月が流れ、世界の舞台で躍動する佐々木朗希投手。2回には相手打者が打った球が自分の方にライナーで飛んできた。グローブで弾こうとしたが空振りして細い体にライナー球が直撃。その後も佐々木朗希は161kmのボールを投げる。しかし、ピッチャーとしては抑えた不運なヒットが2本連続で続いた後、メキシコの4番バッターに3ランホームランで先制を許す。4回表のこの出来事がその後のサムライに重くのしかかりました。

しかし、最後まで諦めない日本代表の野球。日本は9回裏、先頭バッターの大谷さんが初球をツーベースヒット、続く吉田さんがフォアボールを選び、不調で苦しんだ村上さまが外野フェンス直撃のヒットでサヨナラ勝ち、感動を与えてくれた素晴らし試合でした。

2023年3月22日WBC決勝 日本 3 vs 2 アメリカ戦後に追記

決勝戦1点リードの9回からマウンドに立った大谷さん。ユニフォームにはスライディングした時の泥がこびりついてます。試合直後にグランドでWBC公認サポーターの元SMAP中居正広さんが大谷さん本人へのインタビュー中に普段は目にすることができないその姿を「泥だらけのストッパー」と表現していました。一人目のバッターが粘ってフォアボールで出塁するも、続くバッターは内野ゴロでダブルプレー。続くバッターはエンゼルスのチームメイトであるアメリカチームのキャプテン、トラウト選手。3ボール2ストライクからバッターの外側に大きく逃げていくスライダーで空振り三振を奪って優勝。WBCのMVPを獲得した大谷さんは試合直後に行われたアメリカの大手メディアであるFOXのインタビューで「どこの惑星出身なんだい?」と問われると「日本の田舎で、野球チームも少ない所でプレーしていた。でも、どこ出身だとうと、こうやって世界で活躍できる。それを示せて嬉しい。」と答えたそうです。WBCで優勝することを幼いころから夢見てきた大谷さん、生きる伝説となりましたね。日本人に生まれて、大谷さんと同じ時代を生きることができて本当に幸せです。

アメリカメディアでは次のように報じられているようです。

Ohtani is Big Time.He might get a number that starts with 6 as in 600 million dolloars, and guess what? Nobody’s gonna argue about it.because this brother can pitch and hit. He is something special.

大谷はスターだ。彼は6からはじまる数字の契約を得るかもしれない。つまり、6億ドルだという意味だ。(日本円にして約780億円

大谷さんの2022年の年俸は7.3億円です。日本ハム最後の2017年は2.7億円でしたがメジャーに移籍した2018年は0.7億円と大幅ダウン。2019年0.8億円、2020年0.9億円とお金よりもキャリアや夢を大谷さんは選択しました。高校卒業時からマイナー契約でもアメリカで野球をしたいと言って日本ハムからドラフト指名された直後は球団関係者と合わなかったそうです。

大谷さんは幼いときからの自分の夢の舞台であったWBCでの活躍を通しても、これまで以上に多くの日本人に勇気と希望を与えてくれました。その彼がアメリカでも前代未聞の巨額の契約をも実現することで更に多くの子供たちがサッカーから野球をするようになるかもしれませんね。

2023年10月2日追記

オオタニさん、リーグ最多44本塁打を放ち、日本人初のホームラン王に輝きました。8月末に右肘内側側副靱帯の損傷が発覚して規定投球回に届かなかったものの、2年連続で2桁勝利も記録。シーズン150奪三振以上の記録も3年連続となります。