シェフレラの葉は光沢があり、手のひらのような形をしています。複数の小さな葉が集まって一つの葉を形成しており、特徴的な姿をして初心者でも育てやすいので人気の観葉植物の一つです。
以下にシェフレラの育て方と剪定の方法を具体的に説明します。
1. 環境
- シェフレラは明るい場所を好みますが、直射日光を避けた部屋内の明るい場所が適しています。部屋の中の窓際などが適切な場所です。
- 温度は15℃から27℃が適切で、極端な寒さや暑さを避けましょう。
2. 水やり
- 土が乾いたらたっぷりと水を与えますが、根腐れを防ぐために水はたまり過ぎないように気をつけてください。指で土を触ってみて乾いていれば水を与えます。
- 冬場は水やりを控えめにし、土が乾くまで待つようにします。
3. 肥料
- 成長期の春から夏にかけては、月に一度程度の頻度で液体肥料を与えます。肥料の量や種類は、製品の指示に従ってください。
- 冬季には肥料を控え、休眠期に入らせます。
4. 剪定
シェフレラの剪定は通常、春から梅雨時期に行うのが適切です。
- 成長点とは、新しい葉が出てくる部分のことです。剪定には、鋭い手入ればさみを使用し、不要な枝や葉を切り取ります。
- 樹形を整える際には、新芽が伸びてくる方向に注意します。伸びる方向によって形を整えることができます。枝が外側に伸びやすい性質があるので、内側の方向に剪定するとバランスの良い形に整えられます。
- 成長点から1センチほど上で斜めに切ることで、新しい枝の発芽を促します。
成長点は植物の枝や茎の先端にある、新しい葉や芽が成長する部分です。これらの部位には細胞分裂が活発に行われ、新しい組織や器官が形成されます。成長点からは新しい枝や葉が生じ、植物の成長を促進します。剪定時に成長点を意識することで、植物の形や方向を調整することが可能です。成長点を切り取ると、その部分から新たな成長が始まります。
シェフレラは剪定によって形を整えることができるため、定期的な手入れを行うことで美しい姿を維持することができます。
