投資は複雑!?

投資

母が開設してくれた証券口座を活用して投資をはじめるために少しずつ投資について学びはじめました。特殊な専門用語が頻出するし、株や債権に加え、ETFやFX、CFD、IPO,STO等いろいろな金融商品があってどれが良いのか、損をしないか、誰でも不安ですよね。

楽天証券に比べて、LINE証券の方が私みないな初心者にはわかりやすく金融商品を説明してくれていると感じていますが、それでも難しいです。

FX

エフエックスと読みます。Foreign Exchangeの略で日本語では「外国為替証拠金取引」や「通貨証拠金取引」と言うらしいのです。

FXとは「Foreign Exchange(外国為替証拠金取引)」の略称で、2つの異なる通貨を買ったり売ったりする取引のことを言います。
例えば「1ドル=100円」で買って、「1ドル=120円」のときに売ることで20円分の利益が出ます。この差額によって利益を狙う取引です。

(中略)
FXでは、軽い力で重い物を動かせる「てこの原理」のように、少ない資金で大きな金額に相当する取引ができる、レバレッジという仕組みがあります。
この仕組みによって、最大で自己資金の25倍の取引が可能です。

出典:LINE証券

両学長は『着実な資産形成をしたいなら手を出すものではない^^』と警告してくれています。ギャンブル的な要素が強い金融商材なので初心者の私としては手を出さないようにします。

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出典:両学長 リベラルアーツ大学

ETF

イーティーエフと読みます。Exchange Traded Fund の略で、日本語では上場投資信託と呼ばれている金融商品です。フォンドとも呼ばれているそうです。まず、投資信託とはざっくり言うと、手数料はかかるがプロに運用を任せるという金融商品になります。

投資信託とは、投資家から預かったお金をひとつにまとめて、投資のプロが運用し、その生まれた利益を投資家に分配する仕組みの金融商品のことです。

少額投資

最低100円から投資できるので、気軽に資産運用をはじめられます。

分散投資

様々な商品・銘柄に分散投資することで、リスクを低減できます。

ロにおまかせ

投資のプロであるファンドマネージャーに運用をおまかせできます。

出典:LINE証券

複数の投資家からお金を集めて、資産運用のプロが株式や債権、不動産などに投資をしてお金を増やす仕組みです。1銘柄への集中投資ではなく、詰めあわせのお弁当のような感じで少額からたくさんの投資先に投資でき、分散投資によってリスクを下げられ、手間がかからないというメリットがあります。

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出典:両学長 リベラルアーツ大学

 

両学長によると初心者は投資信託の方が楽ですが、高配当株で配当金を楽しみたいのならETFがおすすめとの事です。とは言え、投資信託にはたくさんの罠があるので注意が必要であると両学長は注意してくれています。

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出典:両学長 リベラルアーツ大学

元金融庁長官の森信親氏が「つみたてNISAの対象となり得るのは、約5,400本ある投資信託の1%以下」と講演会で話している通り、日本の投資信託で投資に値する商品は1%以下しかありません。

つまり残りの99%は投資に値しない、合法ぼったくり投資信託というワケです。

残念ながら大手の銀行、証券会社、保険会社でもたくさん売られており、その事実を知らずに購入してしまっている人も多いです。

出典 :リベラルアーツ大学

より詳しい注意点は リベ大の【合法ぼったくり?】絶対に買ってはいけない毎月分配型の投資信託を解説!も参考に注意してください。

とは言っても、投資信託もETFも金融業界が発明したとても優れた金融商品なので、ぼったくり商品に注意しつつ、それぞれの特徴を把握した上で上手にお付き合いしたいですね。

それでは投資信託とETFとは何が違うのでしょうか?

投資信託とETFとの売買方法の違い

投資信託ETF
購入場所ファンド毎に異なり、証券会社や銀行、郵便局など証券会社
価格決定基準価格が1日に1回決まる市場価値がリアルタイムで反映
注文方法
  • 口数指定
  • 金額指定

翌日に価格がわかる

  • 指値
  • 成行

リアルタイムで確認できる

投資信託とETFとのコストの違い

投資信託ETF
購入コストファンド毎に異なる購入時手数料証券会社毎に異なる売買手数料
保有コスト信託報酬信託報酬※投資信託より安め
売却コスト信託財産留保額がかかる可能性がある証券会社毎に異なる売買手数料

投資信託とETFとの機能面の違い

投資信託ETF
時価に振り回されない
自動積み立てが面倒でない
分配金再投資に手間がかからない

投資上級者の両学長は、つみたてNISA分以外は投資信託は買っていないそうです。私たち初心者は下記のようなリベ大が推奨する投資信託を自己責任で買うことから始めるのが安全のようです。

おすすめ投資信託

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
    (楽天証券での取り扱い無し)
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド

CFD

シーエフディーと読みます。Contract for Differenceの略で、日本語では「差金決済取引」と呼ぶそうですがチンプンカンプンですよね。LINE証券では「いちかぶチャレンジコース(CFD)」と若干噛み砕いた名称を用いています。それでも分かりにくいですよね。

CFDは株式などの現物を取引するのではなく、売買によって生じた差額(損益)だけのやり取りを行う「差金決済取引」です。

レバレッジの仕組みを利用して、少ない資金(証拠金)で大きな金額の取引を行うことができます。

 

出典 :LINE証券

と説明されてもよく理解できません。LINE証券の1分の説明動画「CFDって何?CFDの魅力は?」でもよく理解できませんでした。

証拠金(レバレッジ)とは

CFDに限定しない、FXなど各種の金融商品でも出てくる大事なデータであり、ちいさな力で大きなものを動かせるてこの原理です。少ない資金で何倍もの大きな金額の取引ができるということですが、いまいちピンときませんよね。

リスクが高い金融商品で、世の中で破産してしまっている人は基本的に証拠金取引が原因のようです。恐ろしいですね。

自分の手元のお金が少なくとも大きな勝負しようとするわけですから博打な感じなんでしょうね。例えば30万円など少ない元手のお金でも一瞬で失ってしまう危険が伴うということです。

こちらも初心者は手を出さない方が無難そうですね。

パチンコやパチスロに使う時間もお金ももったいないので、数千円など上限額を決め、もしもロスカットルールにより、強制決済されて元手金がゼロになったとしてもパチンコやパチスロに負け、宝くじが外れた程度の感覚で体験程度として購入してみる程度にとどめておきたいですね。ビギナーズラックで、軽い気持ちで購入したCFDで負けなかったり、多少の利益が出たとしても一攫千金を狙わず、時間や手間ひまをかけずに、稼いだお金は投資信託に回した後、お金にゆとりがあるなら深入りしないようにしないと、欲に目が眩んで破産してしまうと元も子もないですよね。

IPO

アイピーオーと読みます。Initial Public Offeringの略で日本語では「新規上場株式」や「新規公開株」と言われています。

IPOとは、未上場企業が新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを言います。
「投資の勝率をもっと上げたい」「値上がりする株をゲットしたい」そんなお客様におすすめです。

IPOのメリット

 大きな値上がりを狙える

2021年に上場した銘柄のうち、初値が公募価格を上回った銘柄は全体の80%。 さらに初値は公募価格の1.5倍(2021年に上場した全銘柄の平均)と、高い水準で取引されています。

出典 :LINE証券

両学長はIPOは「割に合わない」、「投資の経験値が貯まりにくい」との理由からIPO投資はやらないと言っています。リベ大の動画等でIPO投資のメリット・デメリットを理解した上で自己責任で自己判断が必要となりますが、初心者の私としてはロールプレイングゲームの序盤のように「経験値」を積みあげることがこの後の人生に役立つと信じてIPOには当面手を出さないようにします。

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出典:両学長 リベラルアーツ大学

STO

エスティーオーと読みます。Security Token Offeringの略で日本語の呼称はまだ存在していないようです。

STOは企業がST(セキュリティ・トークン)というブロックチェーン技術を用いたデジタル証券を発行して資金調達する手段です。投資家は、これまで小口化が難しかった社債や不動産などのあらゆる資産に投資することができます。「債券等で安定した利子を定期的に受け取りたい」「魅力的なプロジェクトに投資したい」そんなお客様におすすめです。

あらゆる資産へ 投資ができる

未上場株、不動産、実物資産(美術品・嗜好品・機器)、プロジェクトなど、従来はアクセスできなかったモノ/コトへの投資が可能になります。

出典 :LINE証券

以前、「Webの民主化」という記事でテクノロジーの進化について述べましたが、STOはこれまで金持だけが投資できていた領域に風穴をあける「金融の民主化」を具現化する希望の金融商品となるのかもしれません。

ウェブ 【Techトレンド】Webの民主化