日本崩壊!?

崩壊

GDP世界3位からの後退

現時点では日本はアメリカ、中国に次いでGDP(国内総生産)は世界で3位ですが、2050年にはインドやインドネシア、ブラジル、ロシア、メキシコに追い越されてしまって8位まで後退するといった予測もあるそうです。

今、世界ではメタバースやAI、半導体の分野などの大きくビジネスが変わろうとしていますが日本は世界標準から取り残されオワコン扱いになりつつあります。

アフリカ アフリカが世界の中心に!?

日本は世界から優秀な人材を集めるのが難しくなっているからです。特に影響が大きいのが賃金が高騰しているIT分野です。企業間で人材の争奪戦が激しい外国人ITエンジニアはこの数年で賃金が10%以上も高くなっているそうです。

マックジョブ 就活の備え!?

日本企業は低賃金

外国に進出する日系企業も現地の外国人材の獲得に苦労しているといったデータもあるみたいです。中国でIT分野の人材を確保しようとすると日系企業に比べて、アメリカ、ヨーロッパの企業の方が高い年収を提示しているのです。役職やスキルによっては日系企業の3倍以上もの年収で人材を獲得しているそうです。

日本の企業は終身雇用制の年功序列賃金から完全に脱却しきれていないので、会社内の人材の内部バランスを気にして優秀な人材に高い年収を提示できないといった事情があるのです。

外国人の人材確保に限らず、日本人の中でも能力の高い人材が海外に職場を求めて日本を離れていくということも加速していくことが懸念されています。

シン終身雇用へ

高い日本語力を外国人に求めるのではなく、日本人が高い英語力を一般化したり、日本人の賃金水準を世界水準以上に底上げする抜本的な変革が進まない限り、このまま日本は空洞化して衰退してしまうことは容易に想像できます。

『にわとりたまご』ですが、企業が人材に先行投資するか、人材が企業理念に感銘に受けられるのか、受け身だと先々に違いが出来ます。企業がより積極的に明確で具体的なビジョンを従業員や社会に示すことで、従業員はその企業で働くことは賃金だけではない生きがい、働きがいを見いだせるのかもしれまん。そして、そうした共通の価値観を上手く活用していくことがこの先、閉塞した感じの日本を打破する重要なポイントなのかもしれませんね。真に価値があり、揺るぎない芯をもち、共に理解し、分かち合い、認め合い、高めあえる。働く側、雇う側、そして、それぞれが相対する社会が心から想い会える社会。これまで、どんな企業も実現できなかった『シン終身雇用』を現在の病んだ日本がその危機から脱却するため、起爆剤となって進化した形態を世界中に示していけると嬉しいですね。

社会や世界から取り残されないよう、幸せになるための選択肢が広がるように自分にできることを日々、積み上げてあげるしかないですよね。