小さい食洗機の交換で悩んでいる方へのアドバイス

キッチン

ビルトインの食器洗い乾燥機、かつては日本の狭小住宅用に奥行きが50cm前後でもシステムキッチンに収納できる小さな、コンパクトな機種が販売されていました。

ビルトインタイプだと、現在ではどのメーカーからもシステムキッチンの奥行きが55cm以上は必要となる食洗機しか販売されていません。

小さいビルトイン食洗機が故障した、10年以上活躍したので交換したいがお使いのシステムキッチンの奥行きが50cm程度しかなく、販売されている食器洗い乾燥機を据え付けできなくて悩んでいる方に向けてのアドバイスとなります。

古い小さな食器洗い乾燥機が故障し、新しい機種に交換したいものの、既存のシステムキッチンの奥行きが足りないというジレンマ、この問題に対しては、いくつかの対処方法が考えられます。

結論

システムキッチンの部分的なリフォームをして市販のビルトイン食洗機と交換するのがオススメ

古いモデルと同じコンパクトな奥行きの在庫商品を探す

この選択肢は無いとスッパリと諦めてください。

最新の食器洗い乾燥機は大型化傾向にあり、どのメーカーでも最低でも奥行きが55cm以上は必要となり、古い機種のように50cm未満のモデルは既に製造されていません。旧型の新品の在庫も残っていません。

古い規格の食器洗い乾燥機の中古品は残っている可能性はありますが、部品の供給や修理のサポートが限られており、交換してもすぐに故障していまう可能性が高いです。そもそも食器を洗うので中古品の利用には抵抗感がある方が多いと思われます。

卓上型食器洗い乾燥機を検討する

ビルトインタイプにこだわらない場合、卓上型の食器洗い乾燥機を検討することもできます。これらは通常、既存のキッチンスペースに影響を与えずに設置できます。

ただでさえ狭いキッチンスペースに卓上型を設置すると、作業するスペースや物を置く場所がもっと狭くなってしまう上、ビルトイン食洗機を利用していた時と比べて給水や排水、電源ケーブルなどがゴチャゴチャしてしまいます。

キッチンの部分的リフォーム

既存のシステムキッチンを完全に交換せずに、食器洗い乾燥機を設置する部分だけを改修する方法があります。我が家はこ うち、「背面の壁を一部くり抜いて奥行きを確保する」の方法で交換したのですが、リフォーム工事と古い食洗機の撤去費用は約4万円ほどでした。

背面の壁の一部をくり抜くだけで、食洗機が壁を突き抜けるわけではないので外見ではリフォームしたことは分かりません。すっきりと、違和感のない自然な見た目になる施工なので安心です。

キッチンリフォーム専門店や食器洗い乾燥機の販売店に相談することをおすすめします。彼らは類似の問題に対処した経験があり、より具体的な解決策を提案してくれます。

長期的にはキッチン全体のリフォームを検討することも選択肢の一つかもしれませんが、部分的なリフォームとコストは桁違いです。

食洗機の耐久年数

食洗機の一般的な耐久年数は、タイプによって異なります。ビルトイン型食洗機の寿命は約10年程度、卓上型食洗機の寿命は約5〜7年程度とされています。実際の使用頻度やメンテナンス状況によっても変動します。

古い食洗機を使い続ける上で注意すべき点:

異音、洗い残しの増加、水漏れ、頻繁なエラー表示などは寿命のサインかもしれません。月に1度は庫内の掃除を行い、残菜フィルターは毎回清掃しましょう。

食器を詰めすぎず、指定された専用洗剤を適量使用し、食べ残しや大きな油の固まりは紙やヘラでぬぐってお落としてから食洗機に入れましょう。

おすすめの食洗機用洗剤

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