オリーブが枯れた!?

オリーブ

オリーブが枯れたときの対処法

母が春先に買ってきたオリーブの苗木がゴールデンウィークを過ぎたあたりから葉が黄色から茶色に変色していき、しおれた感じで1ヶ月がたったので枯れてしまったと思ってました。

4合鉢の小さな苗木だったのですが、母は葉が落ちた枝を剪定して更にこじんまりしました。残った葉は日が立つにつれ、秋の紅葉より深い茶色になり、丸く内側に丸まってます。

母は液肥を与えすぎてしまったのがこうなってしまった原因かもと言っていました。肥料やけです。

同じ時期に買ってきた他のオリーブの苗は品種が違いますが、順調に育っています。

母は諦めずに枯れたオリーブにもこまめに水を与えました。

枯れていて根が水をすわないせいか、表面が乾いて見える土でもちょっと水を与えただけで鉢皿に水が溢れてきます。

2ヶ月ほどが経って、枝の根本の方から鮮やかな緑の新芽が出てきました。枯れてなかったんですね。赤茶色の葉っぱはまだしぶとく残っています。母はダメ元で「メネデール」という植物用のサプリメントを与えていたようです。

olive

また、オリーブはある程度の乾燥を好むようなので、素焼きの鉢で湿気は保ちつつ、かわいいからとか、心配だからといって水を与えすぎないのがコツのようです。

植物の生命力と母の粘り強さに改めて驚きました。

母親たちの世代は、植物の育て方は誰かに口伝で教わるか、本を買って、挿絵のモノクロ静止画から自分の頭で想像しながら、トライアンドエラーでチャレンジするしか方法がなかったそうです。現在、Google先生しかり、Youtubeなど動画での解説を望むタイミングで、繰り返し何度でも、しかもほぼ無料で視聴できる私達の世代を羨ましいと言っています。植物の育て方だけではなく、広く色々なことで言えることです。

メネデール

植物活力素

いつでも使える、植物のサプリメント

植物の生長に欠かせない鉄を、根から吸収されやすいイオンの形で含む植物活力素です。

発根を促し、元気な株に育てます。肥料でも農薬でもないので毎日使え、さし木、種まき、植え付け、植え替えから弱った時の活力アップまで、一切の場面で活躍します。

 

オリーブが枯れているかの見分け方

枯れたおリープは、葉が萎れたり、黄色くなったり、茶色くなったりします。

枯れたオリーブの茎は乾燥して脆くなっていまうみたいです。表面にひび割れが入っていることもあるみたいです。

枝を引っ張ってみます。枯れている場合、枝は簡単に折れるか、根元から取れます。健康な植物であれば、枝は柔らかく曲がるだけで折れないです。

オリーブの苗木 コロネイキ

母が買ったオリーブの苗木はコロネイキという品種です。ギリシャが原産の小型のオリーブで、果皮は濃い緑色、果肉は淡黄色で香りが高く、風味も豊かという特徴があり、オリーブオイルの品質も非常に高いことから、世界中で栽培されているそうです。

コロネイキは比較的早く実をつける品種の1つとのことですが、それでも植え付けてから約3~4年目にようやく実をつけることが多いみたいです。果実は小さめみたいですが高収量になるみたいなので順調に成長してほしいものです。

鉢植えのオリーブを復活させる方法

以下のステップに従ってください。ただし、オリーブの状態によって効果的な方法が異なる場合がありますので、注意して選択してください。

  1. 適切な環境を提供する: オリーブは日当たりがよく、風通しの良い場所を好みます。直射日光を避けつつ、明るい場所に置くよう心がけましょう。
  2. 適切な水やり: オリーブは乾燥に強い植物です。土の表面が乾いてから水を与えるのが良いです。過剰な水やりは根腐れの原因になるので注意が必要です。
  3. 適切な土と鉢: オリーブは砂質の排水良好な土壌を好みます。専用の観葉植物用の土を使用するか、砂やパーライトを混ぜた土を使用すると良いでしょう。鉢も底に排水穴があるものを選んでください。
  4. 剪定と植え替え: オリーブの成長に合わせて、枝や葉の剪定を行いましょう。また、根詰まりを防ぐために数年ごとに植え替えを行うと良いです。
  5. 肥料: 成長期には適切な肥料を与えて栄養を補給します。専用の液体肥料や、バランスの取れた肥料を使用してください。
  6. 害虫と病気の管理: オリーブは一般的に強健な植物ですが、害虫や病気に注意が必要です。定期的な葉のチェックを行い、問題があれば適切な方法で対処しましょう。
  7. 冬の管理: 寒冷地では冬に室内に移動させるか、寒冷地に適した対策を行うことで、オリーブを保護します。
  8. 忍耐と観察: 植物の回復には時間がかかることがあります。忍耐強く観察し、適切なケアを続けてください。