寒冷療法が健康に良いことを皆さんもうっすらとご存知かと思いますが、正しい寒冷療法を継続して実行できていますか?今一度、正しい実行方法を確認して習慣にしてみましょう。
目次
寒冷療法の効果
まずは、寒冷療法の効果をおさらいしてみます。
記憶力強化、脳活動の活性化、老化を食い止める、疲れが取れる、成長ホルモン分泌による美容効果
などの効果が科学的に解明されています。
正しい寒冷療法
正しい寒冷療法は全身が温まった後に肩甲骨と、その間に存在する「褐色脂肪細胞を刺激」するという方法になります。褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼させる働きがあり、成人でも40gほどしかありません。肩甲骨の周囲、その間が最も多く、他には首筋、脇の下に集中しています。
- 肩甲骨の間に熱めのシャワーを当てる
- 温まってきたところで、冷水シャワーにして30秒当てる
- 2〜3回繰り返す
15°程度の水風呂も効果的なのですが、サウナ施設のようにバスタブが複数存在しない一般家庭では冷水シャワーの方が習慣化するには最適な方法だと思います。
温度差があるほど褐色脂肪細胞が刺激され、活性度が高まり、普段から脂肪の燃焼効率を高めることができるので、大きなダイエット効果が得られるそうです。また、冷水シャワーによって身体が鍛えられて免疫力がUPして風邪をひきにくくなるということもわかっています。
人気サウナ「Kanda | saunalab」や「ソロナウなtune」のように水風呂がないサウナでは、肩甲骨の間や首筋、脇の下に冷水シャワーを当てることで水風呂と同じ効果が得られるとされています。
寒冷療法に頼り過ぎない
当たり前の習慣「しっかりとした睡眠」、「定期的な運動」、「バランスの良い食事」をベースとして寒冷療法を取り入れましょう。睡眠不足、運動不足、暴飲暴食の穴埋めをして健康効果を得られる魔法のような方法ではないです。
参考 LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界
【人類が迎える衝撃の未来!】
人生100年時代とも言われるように、人類はかつてないほど長生きするようになった。
だが、より良く生きるようになったかといえば、そうとはいえない。
私たちは不自由な体を抱え、さまざまな病気に苦しめられながら晩年を過ごし、死んでいく。
だが、もし若く健康でいられる時期を長くできたらどうだろうか?
いくつになっても、若い体や心のままで生きることができて、刻々と過ぎる時間を気に病まずに、何度でも再挑戦できるとしたら、あなたの人生はどう変わるだろうか?ハーバード大学医学大学院で遺伝学の教授を務め、長寿研究の第一人者である著者は、そのような世界がすぐそこまで迫っていることを示す。
本書で著者は、なぜ老化という現象が生物に備わったのかを、「老化の情報理論」で説明し、なぜ、どのようにして老化を治療すべきなのかを、最先端の科学的知見をもとに鮮やかに提示してみせる。
私たちは寿命を延ばすとともに、元気でいられる期間を長くすることもできる。
老化遺伝子が存在しないように、老化は避けて通れないと定めた生物学の法則など存在しないのだ。
生活習慣を変えることで長寿遺伝子を働かせたり、長寿効果をもたらす薬を摂取することで老化を遅らせ、さらには山中伸弥教授が突き止めた老化のリセット・スイッチを利用して、若返ることさえも可能となるだろう。では、健康寿命が延びた世界を、私たちはどう生きるべきなのだろうか?
著者によれば、寿命が延びても、人口は急激に増加しない。また、人口が増加しても、科学技術の発達によって、人類は地球環境を破壊せずに、さらなる発展を目指すことができるという。いつまでも若く健康で生きられれば、年齢という壁は消えてなくなる。
孫の孫にも会える時代となれば、私たちは次の世代により責任を感じることになる。変えられない未来などない。
私たちは今、革命(レボリューション)の幕開けだけでなく、人類の新たな進化(エボリューション)の始まりを目撃しようとしているのだ。■世界を代表する知識人が称賛!
「鋭い洞察に満ちた刺激的な書だ。広く深く読まれるべき傑作といえる」
――シッダールタ・ムカジー(科学者。ピュリッツァー賞受賞作家。『遺伝子――親密なる人類史』、『がん――4000年の歴史』著者)「知的好奇心を掻き立ててやまない一冊。じつに興味深い洞察を提供してくれる」
――アンドリュー・スコット(ロンドン・ビジネススクールの経済学教授、『LIFE SHIFT(ライフシフト)――100年時代の人生戦略』著者)
参考 HEAD STRONG シリコンバレー式頭がよくなる全技術
☆17万部ベストセラー『シリコンバレー式自分を変える最強の食事』著者、待望の新作!
☆全米で大絶賛! アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリアなど、世界各国で話題沸騰!
☆米で初版10万部刊行の大反響! New York Times誌ベストセラー!
☆今度のターゲットは「脳」! 「ここまでやるか」のオンパレード!
☆膨大なエビデンスに基づいた、脳内のミトコンドリアを
「スーパーチャージ」する方法とは?「最強の食事」はほんの序章に過ぎなかった――。
シリコンバレーでIT企業家として長年活躍してきた著者が、
ITの専門家としての技能を生かして自らの体を「ハック」し尽くし、
さらには23年の歴史を持つパロアルトのNPO、
シリコンバレー保健研究所の所長(後には会長)として
あらゆる科学分野の第一線のエキスパートにも取材し膨大なデータを探求。脳トレ・ソフトウェア、呼吸法、瞑想、
運動、電気刺激、脳波図ニューロフィードバック、サプリメントなど、
脳の力を引き出すあらゆる方法の「効果」と「科学的根拠」を探り、
数々の体当たり実験を繰り返して生み出した「最も効果的なノウハウ」全書!☆医学界からシリコンバレーのビジョナリーまで絶賛続々!
「今後10年のあいだに、私たちは人類の寿命が30年延びることを知るだろう。
ミトコンドリアの健康はその目標にとって不可欠だ。本書はあなたの脳の力を
最大化し、強くてシャープで弾力的な頭脳を維持するための包括的な手引きである」
――ピーター・H・ディアマンディス。M.D.(ハーバードメディカルスクール)、
シンギュラリティー大学創立者、Xプライズ財団CEO「『HEAD STRONG』は、脳のパフォーマンスを最大化する方法について
現在までに解明されている内容を記した力作だ。デイヴ・アスプリーは脳科学の
最新の知見とともに、彼自身の幅広い経験までも巧みに利用して、脳機能を保護し、
回復させ、強化することを必ずや達成する、使いやすいガイドブックを生み出した」
――デイビッド・パールマター。神経科医、
ベストセラー『「いつものパン」があなたを殺す』著者「皿にのせた料理から自宅の照明まで、あらゆる日常の小さな選択が、メンタルの
パフォーマンスに大きな影響を与えている。本書は、最先端の脳科学にもとづく
プログラムを提示することで、読者の集中力を高め、気分を良くし、エネルギーを
増大させてくれる」
――スティーヴン・マズリー。医師、米国心臓協会フェロー、
米脳外科学会会員、米国栄養学会会員「本書はとてつもなく重要な一冊だ。デイヴ・アスプリーは病気になるとはどんな
ことかを身にしみて知っているが、同時に、人体の最も重要な部位である脳を癒やし、
守るための思慮深い方法も知っている」
――ダニエル・エイメン。医学博士。臨床神経科学者、精神科医【内容より】
・「脳細胞」を増やすもの、減らすもの
・「1分の冷水シャワー」でミトコンドリアを強化
・空気を「最強のエネルギー源」に変える
・「サングラス」でパフォーマンスを激変させる
・日光でミトコンドリアを「ターボチャージ」
・「脳のひだ」を増やす方法
・この運動で「強い細胞」の精鋭軍団をつくる
・「炎症」を抑えた瞬間、頭がよくなる
・「腸内細菌」は脳と連絡を取り合っている
・クスリより「食事」が知的能力に影響する
・人は20トンもの「異分子」を食べている
・炎症を減らすために「寄生虫」を飲んでみる
・「口に入れるもの」でメンタルは変わる
・この「ホルモン」が炎症から救ってくれる
・ケトーシス状態のとき、脳パワーが「28%増し」になる
・「DHAで頭がよくなる」は本当だ
・「光」はクスリである
・鉄壁の「解毒システム」をつくる
・「寒冷熱発生」でテストステロンを増やす
・もっと「激しく」眠る
・あなたはいまやミトコンドリアを完全に掌握している