2024年11月20日、富山県氷見(ひみ)市で「ひみ寒ぶり宣言」が実施されました。
この宣言は、本格的な寒ブリのシーズン到来を告げるものです。
寒ブリは非常に美味しいと評判の高級魚です。冬に水揚げされるブリの中でも、特に脂が乗っていて旨みがたっぷりなのが特徴です。
寒ブリは日本の各地でブランド化されており、例えば富山県氷見(ひみ)市の「ひみ寒ぶり」は特に高い評価を受けています。氷見(ひみ)の寒ブリは脂が背中までしっかりと乗っており、その味わい深さから多くの人々に愛されています
目次
寒ブリ宣言の効果と期待
氷見(ひみ)市をはじめとする能登半島地震の被災地域にとって、寒ブリ宣言には以下のような効果が期待できます。
経済的活性化 寒ブリの水揚げにより、漁業関係者や市場関係者の収入が増加し、地域経済の活性化につながります。
観光客の誘致 寒ブリシーズンは多くの観光客を呼び込む機会となり、宿泊施設や飲食店などの観光関連産業に好影響をもたらします。
復興への希望 地震被害からの復興に向けて、地域に活気をもたらし、住民に希望を与えます。
寒ブリを通じて、他の地域の人々が氷見市や周辺地域の復興を支援する方法には以下のようなものがあります。
ひみぶりフェアへの参加
2024年12月1日から第13回ひみぶりフェアが氷見市で開催されます。寒ブリ料理を楽しむことで直接的な経済支援になりますので氷見市を訪問できる人は是非、フェア参加店舗で真の寒ブリを胆嚢して復興を支援しましょう。
氷見市観光協会インフォメーション
その他、氷見漁港場外市場ひみ番屋街で開催されるブリにちなんだイベントが開催されますので、そうしたイベントに参加することで、地域の活性化に貢献できます。
ひみ寒ぶりの購入
地元の鮮魚店や料理店で「ひみ寒ぶり」を購入することで、地域経済を支援できます。
オンラインでも地元の業者から購入可能です。
ひみ水産公式サイト https://himisuisan.jp/himikanburi/
寒ぶりを贈答品として
寒ブリをお歳暮で送る習慣は、特に北陸地方で見られる伝統的な風習です。
この地域では、結婚した年のお歳暮に「嫁ぶり」と呼ばれる風習があり、お嫁さんの実家から嫁ぎ先へ上等な寒ブリを丸々一本贈ります。
贈られた側は、その半身を実家へ返す「半身返し」を行い、双方の家族や近所に配ることが一般的です。
この風習は、娘婿の出世を願うとともに、嫁いだ娘への気遣いを示す親心が込められています。
また、寒ブリは冬に旬を迎えるため、縁起物としても珍重されており、お歳暮や年末年始の贈答品として広く用いられています。
出世魚として縁起の良い寒ブリは誰にでも喜ばれるので北陸復興の願いを込めて大切な人にプレゼントしましょう。
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