ドムドムバーガーって1970年創業の老舗だったんですね、知らなかったです。カニバーガーやカレイの唐揚げ、厚焼きたまごなど変わり種のメニューの印象が強いので新参の部類だと思い込んでいました。
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揚げたカニをまるごと挟んだバーガー
ドムドムのカニバーガー、美味すぎてカニピースになったわね。 pic.twitter.com/KtCv0UXvZG
— にーなな (@27sai_club) October 5, 2020
藤崎 忍社長
奇抜なものを狙ってとか、そういうことでは一切なく、こちら目線ではなくお客様目線で全てのことを対応していくとTVインタビューに答えていたドムドムフードサービス社長の藤崎さんは39歳まで専業主婦だったそうです。
藤崎さんは夫の病気をきっかけにアパレルショップで働きはじめ、その後、得意の料理を活かして居酒屋をオープンさせてお店を繁盛させたそうです。その仕事ぶりが目に止まってドムドムフードサービスに誘われ、老舗のドムドムバーガーの立て直しを託されたというびっくり経歴のオバサンです。
客との交流
赤字からの脱却を目指して藤崎さんは様々なイベントへ出店し、客との交流を深め、その中でドムドムバーガーに愛着を感じてくれている人が多いことに気づいたそうです。お客様の人生に寄り添ってブランドを作り上げていこう、”客が求めるものに答える”ということを基本にされているそうです。そうした姿勢こそが客商売の真髄なのかもしれませんね。
規模が小さくてもお客1人1人を大事にすれば生き残っていけると藤崎さんは考えているそうです。TVのインタビューに『他社比較ではなく、業界の中で埋もれてもいい、お客様と1対1だと思っている。一過性の成功、成長を目指すのではなくて50年後ブランドが存続するように頑張っていきたい』と言い切る藤崎さんのお言葉は企業経営者を目指す私への叱咤激励に感じました。